さまざまな社会問題に対し、勇気をもって行動を起こしている女性リーダーたちに贈られる第3回チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞(主催・フィッシュ・ファミリー財団など)入賞者に、石垣市の一般社団法人サポートセンターHОPE代表理事、山里世紀子さん(62)が選ばれた。全国から127人が推薦され、入賞者は山里さんら4人。大賞には東京都・兵庫県の団体代表が選ばれた。
山里さんは、離婚をきっかけに石垣島に移住。配偶者暴力相談支援センターの相談員を経て有志で子育て支援NPОを発足させ、ファミリーサポートセンター、児童館の開設に尽力した。近年は子ども・若者やひとり親世帯の支援にも力を入れている。
入賞に「活動は課題が山積してまだ途上だが、石垣島に光を当ててもらえたことはうれしい」と話した。
11日に市役所で報告を受けた中山義隆市長は「大変素晴らしい。これからも気持ちを強くして頑張ってほしい」と激励した。