【視点】島と調和したゴルフ場建設を

 「ゴルフ外交」という言葉が最近、ニュースをよく賑わせる。安倍晋三首相とトランプ米大統領が相互に相手国を訪問する際、現地でゴルフを楽しみながら個人的関係を深めているのだ。トランプ氏は自らゴルフ場を所有するが、やり手のビジネスマンでもある大統領がそこまで熱中するほど、ゴルフには不思議な魅力があるようだ。
 ところが、石垣島の住民や、島を訪れた観光客はゴルフを心ゆくまで楽しむことができない。チャンピオンコースのゴルフ場がないためだ。かつて存在したゴルフ場は2013年の新石垣空港建設の際、用地として提供されてしまった。
 その後、株式会社ユニマットプレシャスがゴルフ場を含む総合リゾート施設整備に名乗りを上げたが、今に至っても、なかなか具体的な姿が見えてこない。予定地である前勢岳周辺が農地として保護されているため、手続きに時間がかかっているという。
 そこで石垣市が注目しているのが「地域未来投資促進法」だ。地域の特性を活用した民間事業者などの事業を「地域経済牽引(けんいん)事業」と位置づけ、強力に支援する制度である。
 市が基本計画を策定し、国の同意を得たあと、基本計画に基づく地域経済牽引事業計画に都道府県の承認を得て制度を活用できるようになる。農地転用の許可などで規制緩和が期待できるという。
 石垣市議会は去る12月定例会で、同法に基づいてゴルフ場建設を促進するよう求める決議を賛成多数で可決した。

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