公益社団法人日本3B体操協会沖縄支部石垣島グループ(當山幸江グループ長)が22日午後、初めてとなるグループ交流会を市内の高齢者向け住宅で行なった。4、5歳児から85歳までの会員ら約100人が来場し、各教室で実践している体操を披露し、いい汗を流しながら親睦を深めた。
3B体操はボールや「ベル」と呼ばれるクッションなどの用具を使い、さまざまな音楽に合わせて無理なく気軽に行う体操。
交流会で会員らは「世界に一つだけの花」「見上げてごらん夜の星を」などの曲に合わせたものや、有酸素運動とヨガ風ストレッチなど、日頃実践している体操を笑顔で披露した。
當山グループ長は「同協会は2021年度で50周年。その年の6月には大阪で全国規模の集いがある。20年以上続けている人が参加できるが、島には6人いる」と強調した。
同グループは今年23年目。県の平均寿命の低迷について「用具を使い手軽でやさしい体操。生活の中に取り入れてもらうと健康寿命にも役立つのでは」と話した。