八重山菊同好会(野原裕佳会長、会員13人)主催の「第52回菊花展示・即売会」が28日から大川公民館で始まった。毎年年末恒例のイベントで、会員がこの日のために丹精込めて育てた色とりどりの大菊や小菊などの力作約500鉢が公民館内を彩った。
3つの花を同じ大きさに揃えた三本仕立てやダルマ作り、滝のように崖から垂れ下がった懸崖(けんがい)作りなどが来場者らの目を楽しませた。
盆栽歴37年の野原会長(74)は「菊を飾ってよい正月を」と愛情込めて育ててきた菊を愛で、「同好会は市の花一杯運動にも協力している。会員は少なくなったが、会を絶やさぬようやっていきたい」と意気込んだ。
29日は午前9時から午後3時まで。