県内で物流や広告事業を展開するシンバネットワークは27日、記者会見し社会人野球のクラブチームを発足すると発表した。来年3月から始まる公式戦出場を目指し、同年1月からチームを始動させる。
チーム名は「シンバネットワークアーマンズベースボールクラブ」で、代表を㈱あんしんの照屋勝士社長が兼任する。監督に照屋信博氏、コーチ兼選手に銘苅圭介氏、キャプテンに濱田晃成氏がそれぞれ就任する。銘苅氏は2010年に、興南高校の野球部員として甲子園春夏連覇に貢献。濱田氏は宮崎県出身で、社会人野球チーム・東京ガスの選手として活躍した。全日本九州選抜の強化選手にも登録されている。チームは3月から始まる公式戦出場に向けて準備を進める。
照屋監督は社会人野球の経験者。「やるからには全国制覇を目指したい。仕事と両立していきたい」と抱負を述べた。
濱田キャプテンは「私と銘苅氏でチームを引っ張り、沖縄の社会人野球を盛り上げたい」と意欲を見せた。