年末年始をふるさとで過ごす帰省ラッシュがピークを迎え29日午後、南ぬ島石垣空港では大きな荷物を抱えて降り立つ観光客や、帰省した家族を出迎え喜び合う姿が多く見られ、空港内はにぎわった。
昼の那覇発便で親せきの出迎えをしていた與那嶺まり子さんと娘の幸真(ゆま)さん(11)=新栄町=は、与那原から初めて小学生3人だけで飛行機に乗ってやってくる親戚の子らを心配そうに待っていた。
無事飛行機が到着し空港スタッフと一緒に到着ロビーに現れると安堵の表情。2年ぶりに石垣にやってきた小学校6年生の上原莉々榎さん(12)は姉弟で初めて飛行機に乗った緊張感はなく「おじいちゃん、おばあちゃんに会い、買い物に行くのが楽しみ」と話し、4年生の麗君(10)は「美味しいご飯をたくさん食べたい」、3年生の龍君(9)は「みんなでボーリングをして遊びたい」と笑顔を見せた。
幸真さんも「一緒に遊んだりお買物をしたり楽しみたい」と久々に会った親せきとの再会を喜んだ。
ことしの年末年始は28日~2020年1月5日までの9連休。航空会社によるとUターンのピークは2~5日という。