力走で交流深める 大浜で恒例の新春駅伝

第44回新春期別駅伝大会が開かれ、一斉にスタートする選手ら=1日午前、大浜公民館前

 元日恒例の第44回新春期別駅伝大会(主催・大浜陸上愛好会、大浜公民館)が1日午前、大浜公民館付近の道路で開催された。40歳までの参加者で構成された「一般の部」では、「平成11年」チームが優勝。40歳以上の壮年の部では「申西会」が頂点に立った。
 参加者は1チーム16人で13チームの計208人。大浜公民館前をスタートし、大浜小学校正門、崎原公園を過ぎ、同公民館に戻る一周750㍍をリレー形式で8周した。

 同駅伝大会は45年前、大浜地区の1937年生まれの同級生が競走したことを契機に始まった。翌年から、当時陸上が不得意だった大浜からの選手発掘を目的として、同愛好会が主催者になり、本格的に駅伝大会が開催されるようになった。
 同愛好会の當山信佳さん(69)「今では『陸上大国大浜』と言われるようになった」と笑顔。今では競走というよりも交流大会で、和気あいあいとした雰囲気が特徴だという。
 一般の部で優勝した「平成11年」の登野城吉紘(よしひろ)さん(20)は「今年初めて同級生と一緒に走った。優勝できてうれしい」と喜びを語った。壮年の部で2度目の優勝となった申西会の知念直(51)は「感無量。高校3年生のころから同じチームで毎年走っている。今年はいいことあるかも」と期待した。
 結果は次の通り。
 【一般の部】▽1位=平成11年▽2位=UP▽3位=昭和61年大寅会
 【壮年の部】▽1位=申西会▽2位=49大寅▽3位=いつよ会

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