住民福祉向上へ決意新た 3市町が仕事始め

竹富町役場(左)と石垣市役所での仕事始めの様子=6日午前

 官公庁は6日、2020年の仕事始め式を開いた。石垣市では中山義隆市長がゴルフ場の早期建設、竹富町では西大舛高旬町長が役場移転の推進、与那国町では外間守吉町長が、新たな総合計画の策定などを訓示した。

■石垣市 ゴルフ場建設の推進指示
 石垣市の仕事始め式が6日午前9時半から市役所会議室で開かれ、中山義隆市長が職員を前に訓示。「国際観光都市を目指す上で、今年一番の課題になるのはゴルフ場を含めたリゾート施設の開発だ。それぞれの部署が連携しながら推進に力を入れてほしい」と求めた。
 株式会社ユニマットプレシャスが市内でゴルフ場を含めたリゾート施設の建設計画を進めており、市は地域未来投資促進法を活用して農振除外の手続きを進めている。中山市長は、ゴルフ場のあり方について「環境に配慮した、持続発展可能なリゾート施設にしたい」と意気込んだ。

■竹富町 役場移転へ諸条件整備
 竹富町は4日午前、町役場で仕事始め式を開いた。西大舛髙旬町長は「すべての島民が安心、安全で快適に暮らせる町づくり、心豊かでいきいきと暮らすふるさと作りに向け、まい進する」と述べた。
 役場移転に向け、仮庁舎建設が始まったことに触れ「島間交通確保などの諸条件整備などの取り組みをさらに加速させる」と強調。

■与那国町 総合計画、新年度に改定
 与那国町の仕事始め式が6日、町役場で職員を集めて開かれた。外間守吉町長は、町の将来ビジョンを示す町総合計画の改定作業が2020年度にあることに触れ「全職員の知恵を結集し、策定に臨んでほしい」と指示した。

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