サッカーJ2のFC琉球は石垣島キャンプ最終日の26日午後、サッカーパークあかんまで、75人の小学生を対象にサッカー教室を開いた。
ウォーミングアップ後に選手と児童の4人一組でチームを作り、ミニゲーム8試合を行った。勝ち数が多かったチームにはFC琉球のタオルが贈られ、参加者全員にリストバンドのプレゼントもあった。サッカー教室後に選手らは記念撮影やサインにも応じた。
新川小学校5年の金城龍完(りょうま、11)君は「(選手の)パス回しが速くて上手かった。パス回しを練習して、試合でも勝てるように頑張りたい」と意欲を話した。
石垣小学校3年の小禄広晴(こうせい、9)君は「自分から攻めていこうという気持ちが勉強になった。サインももらえてうれしかったし、FC琉球を応援したくなった」と感想を述べた。
サッカー教室終了後のインタビューに答えた樋口靖洋監督は石垣島キャンプを振り返り「3泊4日、天候にも恵まれ、充実した環境の中でトレーニングできた。加入した12人がチームに良い形で入ってくれ、選手同士がお互いがをお互いを認め合って補い合えたと思う」と話し、今季開幕前の二次キャンプやJ1、J2チームと行われるトレーニングマッチに向けては「実践でどこまでできるか。どう戦うか試していきたい」と次を見据えていた。
石垣島の子ども達とのサッカー教室について「選手たちも体は疲れていてもリフレッシュになったと思う。子どもたちも楽しくピッチを走り回り、笑顔がたくさん見れた。夢に向かってサッカーに取り組んでほしい」と期待した。