新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で中国客のキャンセルが相次いでいることを受け、玉城デニー知事は1月31日の定例記者会見で「沖縄観光コンベンションビューロー、観光関連事業者と情報を共有し、観光危機対応に必要な体制整備を図りたい」と述べた。
「観光客や事業者の健康と安全を守ることを第一に考えたい」と強調。中国や、訪日自粛が続く韓国に代わる海外の誘客先を新規開拓することについては「軽々に国を変えて売り込みに行くことには、いろいろな検討が必要だ」と慎重な考えを示した。
1月26日から沖縄でキャンプ予定だった中国のサッカーチームが雲南省の空港で足止めされたまま出国許可が下りず、今後の対応を調整中であると明らかにした。