人権と個性の尊重を ファッションショーも華やぐ まるざーフェス

まるざーフェスティバル終了後、記念撮影するファッションショーの参加者たち=1日午後、石垣市健康福祉センター

 「まるざーの心 令和へつなぎ 感動と感謝と輝きを」をテーマに、男女共同参画社会の実現をアピールするイベント「第19回まるざーフェスティバル」(主催・同実行委員会が)1日、石垣市健康福祉センターで開かれた。11の女性団体がワークショップで日ごろの活動を紹介。島々の材料を生かした衣装のファッションショーで華やいだ。「やいまの女(みーどぅん)男(びぎどぅん)がそれぞれの人権と個性を尊重」などとうたった「まるざー宣言」をした。

 ファッションショーでは、八重山上布、与那国花織、宮古上布、久米島紬(つむぎ)の着物や、ミンサー帯などをまとった各団体の女性たちが次々と登壇。音楽に合わせてポーズを決め、集まった人たちから拍手を浴びた。
 会場では各団体がブースを設置。作品の展示や、活動を紹介するパネルなどで日ごろの成果をアピールした。
 オープニングセレモニーで大浜るみ子実行委員長は「平和で豊かな社会を創り出すために、女性を中心とした活動の展開をアピールしていく」とあいさつした。
 各グループ代表者による自己紹介、中山義隆市長、平良秀之市議会議長のあいさつもあった。
 「まるざー宣言」は大浜委員長が行った。一人ひとりが輝いて暮らせる平和な社会づくりや知恵を結集し絆を深め、自立と向上に努めることなどを盛り込んだ。

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