観光客上限など設定 西表の管理基本計画案を承認 世界遺産連絡会議

西表島の観光地の一つ、ピナイサーラの滝=2017年11月撮影

 来訪者管理の指標と基準値の設定や基本方針を盛り込んだ「持続可能な西表島のための来訪者管理基本計画(案)」が、先月30日に中野わいわいホールで行われた「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び世界自然遺産候補地地域連絡会議」(主催・県)の2019年度第2回西表島部会で承認された。環境省は同計画を含めた追加情報を2月末までに国際自然保護連合(IUCN)に報告する。
 基本方針は、▽西表島主導の来訪者管理体制の構築▽西表島の自然を損なうことのない持続的な利用の実現▽環境負荷の低減のための来訪者費用負担の導入▽島の自然・生活・歴史文化に関する来訪者への積極的な情報発信▽観光関連産業が地域社会や経済に貢献していく仕組みの構築―の5つ。

 今後は部会での意見を踏まえて県が案を微調整し、計画に則って5つの基本方針にごとに設定された事業・取り組みが、環境省や県、竹富町、船舶会社など各実施主体により進められていく。
 事業・取り組みは、「観光客数の抑制、来訪時期の分散・平準化のための誘導」や「利用ルール・立入制限の仕組みの周知」など、ほとんどが2020年から実施される予定。
 西表島の入域観光客数の上限となる基準値が年間33万人、1日当たりの受け入れ容量基準値が1230人に設定された。
 1年ごとの入域観光客数の変動量の基準値は1割(=30万~36万人)で、22年以降の基準値は改めて再設定される。

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