国内外から136社のIT関連企業や団体が参加した初の展示会「リゾテックおきなわ国際IT見本市」(主催・同実行委員会)が5日、宜野湾市で開幕した。
先進技術を持つ国内外の企業が一堂に会した沖縄初の本格的なテクノロジー見本市で、国内だけでなく、米国、中国、台湾、ベトナムなど海外からも企業・団体が参加。自社製品やサービスを紹介した。プレゼンテーションや、シンポジウム、商談会なども行われた。6日も開催される。
県は、観光とIT産業を基幹産業とした地域振興を目指している。「リゾート」と「テクノロジー」を掛け合わせた「リゾテック」を掲げ、先進技術を持つ企業・団体を県内に誘致し、技術革新を目指す。
見本市は「リゾテックアイランド沖縄」のブランドを国内外に発信することが目的。
オープニングセレモニーで稲垣純一実行委員長は「イベントが県内外の事業者を支援し、経済・社会の発展をもたらすと自負する」とあいさつ。
玉城デニー知事は「全産業にITを活用させ、イノベーション(技術革新)を起こし、SDGs(持続可能な開発目標)で社会課題の解決も目指す」と訴えた。