石垣市立石垣中学校創立70周年記念式典(主催・同校創立70周年記念事業期成会)が8日午後、同校体育館で開かれ、在学生や保護者、卒業生、教育関係者ら約700人が出席した。宮良信浩校長は「栄えある歴史と伝統を築き上げてきた諸先輩方の功績に敬意を表したい」と強調。「70周年を節目に生徒一人ひとりが『夢実現』へ向けて大きく前進することを期待したい」と述べた。
同期成会の黒島健会長は「これまでの本校卒業生は2万971人。校訓『文武両道』という輝かしい歴史と伝統をしっかりと受け止め、さらに発展させるべく、自己の目標に向かって無限の可能性へチャレンジするよう希望する」と激励。黒島会長から宮良校長に記念事業目録が贈呈された。
生徒を代表し、木伏森蔵生徒会長が「スローガンである『一生懸命がかっこいい』と校訓『文武両道』を目指し、頑張りたい」と宣言した。
式典では同校第22期生の具志堅用高氏(64)=東京都=が「後輩へのメッセージ」と題して講演、同校功労者への感謝状贈呈式、中山義隆市長(代読)と八重山教育事務所の宮良永秀所長の祝辞もあった。
式典後には祝賀会も催され、多くの関係者らが70周年を祝った。