大勢でカジマヤー祝う 村中に響く軽快なパレード 宮良地区から4人

モーヤーに応える東太田文さん(右)と半嶺秀さん(左)=15日午前、宮良

 石垣市宮良地区に住む歳のカジマヤーを祝うパレード(主催・宮良公民館)が15日午前、同地区であり、東太田文さん、半嶺秀さん、本原不二さん、前盛正吉さんの4人を祝い、長寿にあやかろうと大勢の人たちが沿道で出迎えた。

 親族や関係者など200人ほどが参加したパレードには東太田さんと半嶺さんが出席し、風車などで飾り付けられたオープンカーに乗り込んだ。
 2人は宮良小の鼓笛隊「めえら音楽隊」に先導され、地域住民らに笑顔で手を振ったり、各自宅前では出迎えた親族らのモーヤーに応えたりしながら地区内を巡回した。
 東太田さんは1924年6月16日生まれ、旧姓は石垣。子・孫・ひ孫は52人で、起床後は鏡を見て顔や髪をなでるのが日課という。「皆さんにお祝いしてもらいとってもうれしかった。長生きして、健康でいるので、よろしく」と喜んだ。
 半嶺さんは24年9月26日生まれ、旧姓は成底。子・孫・ひ孫は19人で、健康食にこだわったことが長生きにつながったという。「皆に祝ってもらい良い気持ち。ありがとう」と感謝した。
 出発式で伊良部義一館長は「青春時代は戦争に巻き込まれ、戦後の食糧難の時代に生きてこられた。今や健康で子や孫に囲まれている」と祝福した。
 親族らを代表して東盛さんの長男・浩さんが「村中に響く軽快なパレードができた」と、公民館役員や宮良小の仲間一史校長をはじめとする関係者らにお礼を述べた。
 午後2時からは、13歳から97歳までの生年者を地域全体で祝おうと、宮良小体育館で合同式典・祝賀会が催された。

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