島産米を副原料に ライスビール「金波」発売

「石垣島ライスビール・金波」をPRする塩谷代表取締役=14日午後、フレンチ・イタリアンのお店Teeda

 石垣島ビール㈱(塩谷篤代表取締役)が14日、「石垣島ライスビール・金波」を発売した。みやぎ米屋㈱(宮城隆社長)とコラボし、石垣島産の米を使用。スピルナービールを基本とした少し苦みのあるさっぱりとした口当たりに仕上げた。
 同社はこれまで、麦芽100%のドイツ風ビールを販売してきたが、今回は精米時に割れた米を副原料に活用。麦芽との比率は95対5でホップの香りも楽しめる。
 ビールの名前は47年前、塩谷代表取締役(60)の祖父、榮二さんが経営していた醸造所しおがい酒屋=登野城=の泡盛ブランド「金波」から取った。

 夕日が海面に当たり波が映えるという意味で「『金波銀波の波越えて』海の向こうに進出していきたい」という願いを込めた。
 13日午後、塩谷代表取締役らが市内飲食店で記者会見を開き、新作ビールをPR。「私より年が上の人は泡盛の名前を知っている人も多いのでは」と話した。
 同社はビール専門店を3月中旬にユーグレナモール内の旧金城商店に出店予定。同社のビールだけでなくビール由来のスイーツやおつまみも楽しめる。
 価格は330ミリリットルで税別400円だが、店舗によって異なる予定。14日から㈲稲福酒販で購入可能で今後、石垣島を中心に販売先を増やしていく。インターネットでも購入できるようにする。

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