首里城正殿跡の発掘調査から出土した遺物を展示する「首里城正殿跡出土品展」が18日、西原町の県立埋蔵文化財センター企画展示室で始まった。5月10日まで。
県教育委員会が1985年に行った正殿跡の発掘調査で見つかった首里城の欄干や龍柱のかけら、正殿の遺構や建築部材などから見つかった海外製の陶磁器や県産の瓦など約500点が展示されている。
29日午後1時半からは沖縄国際大学総合文化学部教授の上原靜氏を講師に迎え「琉球文化の象徴、首里城正殿―首里城正殿跡の発掘調査―」と題した文化講座も行われる。
入場無料。開所時間は午前9時から午後5時まで。月曜、祝日、2月25日、5月7日は休所。