南風盛君(名蔵中)6倍難関突破 陸自高等工科校 八重山初、2人同時入校へ

反橋所長から合格通知書を受け取る南風盛君=19日午後、名蔵中学校校長室

 名蔵中学校3年の南風盛蔵丸(くらま)君(15)が14日、陸曹となる人材を養成する陸上自衛隊高等工科学校(神奈川県横須賀市)に一般採用試験で合格した。19日、名蔵中であった合格通知書の交付式で「心と頭と身体を鍛え、国を守れるような立派な自衛官になりたい」と決意を話した。先日、推薦合格者が1人出ており、八重山から同年度の入校者が2人出るのは初となる。
 一般採用試験は一次で国数英理社の5教科と作文、二次で口述試験と身体検査で、県内の合格者は南風盛君を含め5人。

 自衛隊沖縄地方協力本部石垣出張所(反橋寛之所長)によると、今年の一般試験での入校者数は全国で約280人おり、試験の倍率は6倍だった。
 19日午後、名蔵中校長室で合格通知書交付式が行われ、反橋所長が手渡し「素晴らしい努力だった。今後は後輩にも良い影響を与えてほしい」と激励した。
 南風盛君は母親から国防を担う自衛隊についてよく耳にしており、昨年8月、自衛隊の仕事を体験できるイベント「沖縄パワーアドベンチャー」(主催・自衛隊沖縄地方協力本部)に参加したことで入校への決意が強まった。
 バドミントン部に3年所属していたが工科学校にはなく、「陸上部に入るつもり。数学が好きなので集中してやりたい」と意気込んだ。
 八重山郡内のこれまでの一般採用試験合格者数は3人。同校は男子のみの全寮制で、入校後は特別職国家公務員となり、自衛隊員の身分となる。

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