韓国客7割、中国客3割減 県1月観光客 訪日自粛と新型肺炎で

 県は25日、1月の入域観光客数が72万7800人で、前年同月比で2万5700人(3.4%)減になったと発表した。1月では過去2番目の入域観光客数になったものの、日韓関係悪化による韓国客の訪日自粛と新型コロナウイルスの感染拡大による中国客キャンセルの影響で、外国客は前年同月比で約3万6300人(15.8%)減の19万3500人にとどまった。
 県は、目標である年間入域観光客数1000万人の達成は「厳しい」としている。

 国内客は53万4300人で、年末年始の旅行需要の高まりと航空会社の提供座席数の増加などで1万600人(2.0%)増となった。
 韓国客は訪日旅行の自粛の影響で前年同月比76.4%減の1万4400人。中国客は同国政府が1月27日に出した通達で団体旅行の販売が禁止されたことを受け、1万9300人減(29.1%減)の4万7100人。
 2月17日時点でクルーズ船寄港のキャンセル数は累計で56回となり、乗員乗客6万1764人の入域減となった。航空路線の減便もあるため、県は、2月以降の外国客は大幅に減少すると予想している。

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