八重高、卒業式簡略化 新型肺炎防止、八商工も検討

八重山高校は卒業式での在校生の参加制限、式の簡略化を発表した=27日午前

 新型コロナウイルス(COVID19)の感染拡大に伴い、学校行事の規模縮小や時間短縮などを求めた25日付の県教育庁の通知を受け、八重山高校(仲舛盛順校長)は27日までに、感染症予防の観点から、3月1日に行われる卒業式での在校生の参加を制限し、式次第を簡略化する方針を決めた。八重山商工高校(波平孝夫校長)は式の内容を縮小する方向で検討。八重山農林高校(山城聡校長)では27日時点で、式を縮小する話は出ていないという。
 八重高は27日午前、ホームページ上で「卒業式等における新型コロナウイルス感染症に関する対応について(お願い)」を掲載し、参加制限・式簡略化の詳細と、29日の卒業式予行演習、3月1日の卒業式式次第を示した。
 掲載文には▽1・2年生は役割のある生徒以外は原則、自宅待機▽祝辞・式辞等のあいさつは文書で紹介▽高齢者、基礎疾患保有者、妊婦、発熱・咳等の症状がある場合の参加自粛▽マスク着用や咳エチケットの徹底―などと記載。

 新型コロナウイルス感染症と診断された場合には学校に連絡し、体調不良で卒業式を欠席した卒業生へは回復後に卒業証書を授与することも注記された。
 仲舛校長は「卒業証書授与の40分は確保したが、非常に心苦しい。3年生をちゃんと送り出したかった。この1、2週間、全国民が協力しないといけない。(簡略化は)生徒の命はもちろん、長い目で見ると各職場を守ることにもなる」と、協力を促した。
 入学式については「この1、2週間の取り組みでどうなるか次第」とした。
 同校の全校生徒は681人。うち3年生は238人、2年生は214人、1年生は229人。
 県教育庁は27日、各県立高校に対し、卒業式で新型コロナウイルスの感染防止対策を取るよう求める通知を出した。校内に感染者が出た場合は、卒業式は実施できない。

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