簡略化の中に温かみも 新型肺炎で例年と異なる卒業式

 新型コロナウィルスによる肺炎(COVID19)拡大の影響で1日、八重山3高校で開かれた卒業式では在校生の参加の制限、式次第を簡略化される形での実施となった。
 入場口にはアルコール消毒液が置かれ、保護者などに「対策は各自でするように」と依頼し、マスクの着用を促すなど、例年とは異なる雰囲気の卒業式となった。
 式次第では開式のことばや学事報告、祝電披露、卒業記念品贈呈、閉会のことばなどが簡略化され、卒業証書を受け取る生徒の中にはマスクをしながら受け取る姿もあった。
 式辞や祝辞についても簡素化され、在校生の斉唱はカットとなった。

 卒業生を見送った教諭は「簡略化されたり来賓も少なくなったりと、例年とは違う卒業式となったが、しっかりと送り出すことができたと思う。対策という意味ではある程度は仕方がないこと」と一定の理解を示した。
 卒業生の一人は「在校生の歌が聞けなかったり割愛される場面があり、少し寂しい気持ちもあった。(簡素化は)仕方ないことかもしれないけど、その分教職員の方々が盛り上げてくれたり、先生の温かさも感じることができたので感謝しかない。先生の顔を最後に見て卒業できて良かった」と振り返った。
 式後には在校生や保護者がお菓子のレイなどを待ち構えていたかのように卒業生の首にかけ、花を渡したり写真を撮るなどして卒業生の門出を祝った。

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