神秘的なヒスイ色の花を房状に咲かせるヒスイカズラが石垣市川平の川平ファーム(橋爪雅彦代表)で満開し、訪れる人々を魅了している。
ヒスイカズラはフィリピン・ルソン島に自生するマメ科のつる性植物で、標高100㍍~1000メートルの渓谷沿いに生え、長さは20メートルにも達するとされる。
鳥のくちばしのような花が房状に垂れ下がって咲き、ターコイズブルー(青緑色)とも表現される花色は華麗そのもの。
2月初めに開花し、ピークは過ぎたと言うが、つぼみがあるため、まだまだ楽しめそうだ。
2日はフェイスブックを見たという若いカップルや観光客が次々と来園。美しい花にみとれ、スマホのカメラに収めていた。(南風原英和)