重症患者が一般病棟へ 新型肺炎、患者1人も陰性に

 県は5日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルス感染症のためICU(集中治療室)で治療を受けていた那覇市の60代男性が一般病棟に移ったと発表した。県内で、新型コロナ関連で重症者に分類される患者はいなくなった。また、新型肺炎の患者だった豊見城市の80代男性が検査の結果、陰性になったと発表した。
 60代男性は県内2例目の患者で、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」乗客の接触者。2月11日に発病し、酸素供給が必要だったためICUで治療を受けていたが、症状が改善した。

 80代男性は3例目の患者で、2月6日に発病。感染経路は分かっていない。
 県内では、4日に8人が検査を受け、要観察例とされた6人全員が陰性だった。5日は11人が検査を受けた。同日までに検査した人数は累計141人で、陽性は3人、陰性は138人だった。
 県によると、新型コロナウイルス感染症を罹患した患者の8割は、他人にうつさないというデータもあるという。

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