宮古島出身の歌手、うえち雄大さんがこのほど、与那国島を訪れ、人頭税廃止までの苦闘を描いた著書「宮古島人頭税物語第2弾 夢の扉」を島内の全小中学校5校に贈呈した。
うえちさんは、宮古、八重山だけに課された過酷な人頭税の歴史を掘り起こし、ライフワークとして人頭税廃止に尽力した中村十作や城間正安らの顕彰に取り組んでいる。
贈呈に当たり「夢に挑戦する若者たちの応援にでもなればと願う。与那国島の子どもたちにも人頭税を学習してほしい。著書出版を機に、私は芸道、演歌道をさらに力強く歩む」とコメントした。