庁舎、校舎新築などで歳出増 新年度予算、過去最大352億円 石垣市一般会計

 石垣市は、開会中の市議会3月定例会に2020年度一般会計予算案を上程している。歳入歳出総額は前年度比39億5830万円(12・7%)増の352億円で過去最大。新庁舎建設事業の本格化、石垣小学校の校舎建て替え、市営新川団地の建て替えなどの大規模プロジェクトが歳出増の主な要因になっている。

 一般会計予算案が前年度比で増額となるのは2年連続。前年度比の伸び率は、ここ数年では19年度の17・7%増、15年度の13・2%増に次ぐ高い水準となった。
 歳出予算の主な内容を見ると、新庁舎建設事業(38億4046万円)、保育施設の運営費を補助する児童運営費(27億100万円)、牛乳加工施設の整備事業(10億1912万円)、クリーンセンターを更新する廃棄物処理施設基幹的設備改造事業(3億4632万円)、新川団地の建て替え(4億2290万円)、石垣小学校校舎の建て替え(9億3345万円)などが並んでいる。
 ふるさと納税寄付金を活用した市立小中学校の楽器購入事業に2930万円を盛り込んだ。高齢者の交通事故を防止するため、車に取り付ける誤発進抑制装置の購入補助には800万円を計上した。
 賃金職員が「会計年度任用職員」に移行することに伴い、給与などの待遇を改善するため、人件費も大幅に増額となった。
 歳入予算は、前年度当初予算に比べ市税が54億4984円で2・4%増、地方交付税が72億1647万円で5%増、国庫支出金が64億2343万円で5・9%増、県支出金が54億5283万円で34・2%増となった。地方特例交付金、市債などは減額となった。
 新年度予算案は市議会で6日までの常任委員会審査を経て、16日の最終本会議で採決される。

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