内原氏は「政治に対する忖度(そんたく)ではないか。売り払いの可否を判断しないという態度こそ職務放棄だ」と語気を強めた。
公有財産検討の開催前に、各課で「事前準備」しているとの野崎雅治契約管財課長の答弁に対し、内原氏は、事前に資料が作成されている可能性を指摘し「(資料を)でっち上げているのではないか」と発言。中山義隆市長と内原氏が「でっち上げていると証明してください」「でっち上げじゃないことを証明してください」と応酬する一幕もあった。
内原氏は、駐屯地建設予定地が軟弱地盤ではないかとして「土砂崩れ、地盤陥没、洪水などの可能性がある」と質問。知念永一郎総務部長は、沖縄防衛局から「別途実施した土質調査で、建物の基礎を支持できる堅固な地層を確認している」と回答を得たことを報告した。