6月に国の同意目指す ゴルフ場建設の基本計画 石垣市議会一般質問

 石垣市議会(平良秀之議長)3月定例会は一般質問最終日の13日、新垣重雄、長山家康、大濱明彦の3氏が登壇した。地域未来投資促進法を活用したゴルフ場建設について棚原長武企画政策課長は、6月に国から基本計画の同意を得ることを目指すスケジュールで作業を進めていることを報告した。
 長山氏は、一般質問でゴルフ場建設を取り上げた野党議員が、いずれも早期着工に悲観的な見方を示したことから「地元紙の報道は大きな誤解を与えてしまっている。ゴルフリゾ―トの整備が着実に進んでいることを明らかにしたい」と強調。市に改めて事業の進ちょく状況をただした。
 基本計画は市と県が策定し、国の同意を得ることになっている。棚原課長によると、市は現在、基本計画の策定に向け、県と調整を進めており、2月には県の意見に対して関係部署と調整し回答。県の合意がありしだい、国に基本計画の同意を申請する。

 市は今後、県から土地利用調整計画の同意を得る。事業者が策定する地域経済牽引(けんいん)事業計画も県の承認を得る必要がある。このあと予定地の農振除外、農地転用の手続きに入る。
 棚原課長は「農用地区域内の農地は原則、農地転用は不許可だが、地域未来投資促進法で調整が整った区域は、例外的に許可されることになっている」と述べた。
 前日の前津究氏の一般質問では、市農業委員会の亀谷善一会長が、ゴルフ場建設に向けた農地転用について「審議していない」と答弁していた。
 長山氏は、このやり取りについて「農業委会長の答弁は農地法についての答弁であり、質問者との齟齬(そご)があった。地域未来投資促進法によるリゾート開発は、大きな遅れはない。2020年度内に着工できる環境整備に取り組んでほしい」と求めた。
 一方、前津氏は長山氏の一般質問後「同じ議員が、他の議員の考え方を否定するような発言は厳に慎んでほしい」と述べ、長山氏の発言取り消しと謝罪を求めた。

関連記事

八重山日報公式Twitter

ページ上部へ戻る