【この人】島の魅力発信しコロナ乗り越えよう

JTA八重山支社長兼石垣空港所長 玉城力さん(54)

 新型コロナウイルスの感染が広がり、航空業界も打撃を受ける中、4月1日に赴任する。
 JTA(日本トランストランスオーシャン航空)も石垣空港発着の3路線1日22便のうち那覇線の4便を運休した。3月の搭乗率も例年この時期の7割に落ち込んでいる。
 「それでも沖縄本島や他の観光地に比べれば石垣線の搭乗率は5~10%高い。春休みに入り、さらに上積みが望める」と悲観していない。
 卒業旅行の大学生を中心に当初は海外旅行を計画していたが、感染拡大で旅先を石垣島に変える人もいて一定程度持ち直した感触があるという。

 「石垣島は感染者ゼロで感染地からも離れている印象を持たれている」と安全安心を求める旅行者心理が働いたと見る。
 「感染はいずれ終息するだろう。その時に備えて石垣島の魅力を発信し、旅行者にまた来てもらえる態勢を整えたい」
 座席を売り込む販売部門を主に歩いた。石垣島は仕事とプライベートで数え切れないほど訪ねた。
 「自然が豊かで海の青さも本島より美しい」と魅力を語る。
 趣味はダイビング。
 「石垣は打ってつけ」とほほを緩めた。
 那覇市生まれ。1990年に入社した。那覇市の本社販売部長、人財部長、総務部長を歴任した。妻(52)、長男(24)、長女(22)の4人家族。石垣市で単身で暮らす。

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