感染予防策の徹底を 石垣空港 市長メッセージ掲示

6メートル×3メートルの大幕を背に、マスクの着用や手指消毒の励行などを訴える中山市長=4日午後、石垣空港ターミナルビル到着ロビー

 中国武漢を発生源とする新型コロナウイルス感染症拡大が深刻化する中、石垣市は4日午後、新石垣空港(南ぬ島石垣空港)の国内線旅客ターミナル到着ロビーに、観光中のマスクの着用や手指消毒、密閉・密集・密接の「3密」を避けるよう促す市長メッセージの大幕を掲示した。メッセージでは石垣島での「感染リスクの高さ」やウイルスによる「医療崩壊」の危機にも言及し、感染予防対策の徹底を呼び掛けた。
 中山義隆市長は掲示にあたり、感染が拡大する大都市圏などからの観光客が来島している現状を指摘し、「感染者がいつ発生してもおかしくない状況が続く。ひとたび発生すると医療崩壊にもつながりかねない」と強調。「観光客の皆さまには、感染拡大防止への心構え等をご理解いただき、観光を楽しんでいただければ」と、観光客らに呼び掛けた。

 企画部観光文化課の玻座真保幸課長は「あくまでも感覚だが、月末の市長会見以降、マスク着用者は増えているように見受ける。一度ウイルスが入ると一変する。島に来た開放感でマスクを外さず、継続していってほしい」と注意を促した。
 東京から3泊4日の家族旅行で来島していた40代夫婦は、観光中もマスク着用やせきエチケットを徹底。
 「『島に避難』というような軽い気持ちの人もいると聞く。島の人からしたらウイルスを持ち込まれるのはたまらないはず。安心して観光できるよう最低限のエチケットを守ってほしい」(夫)、「気をつけてはいたが幕を見て改めて、もっと自覚しようと思った」(妻)とそれぞれ話した。
 大幕の掲示は期限を定めず、感染拡大の事態が収束するまでとしている。
 また、石垣空港ターミナルビル株式会社は同ロビーに液晶テレビ2台を設置し、日本語と英語表記での感染症対策や、八重山保健所の「帰国者・接触者相談センター」の情報を示している。

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