外出自粛を呼び掛け 県医師会、有症状者など

会見した医師会の関係者(左から髙山氏、宮里氏、安里氏)=7日午後、県庁

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県医師会の安里哲好会長は7日午後、県庁で記者会見し、症状がある県民の外出自粛などを呼びかけた。
 具体的には①かぜ症状のある人の1週間の外出自粛②流行地域からの帰省者の2週間程度の外出自粛③「3密」を避け、宴会などの延期④不特定多数が集まる場所では間隔をあける⑤医療機関への押しかけ防止⑥感染症指定医療機関の受診前に保健所への相談―など計6項目。

 安里会長によると、PCR検査の対象者は、発熱やせきなどの症状が4日以上続く患者の中で、重症化のリスクがある人、妊婦、医療・介護従事者、確定患者の濃厚接触者、2週間以内に流行地域への渡航歴がある人。集団発生が疑われる場合や、レントゲン撮影などで肺炎が確認され原因が不明な者も該当する。
 宮里達也副会長は「元気な人から年寄りにうつすのが懸念事項だ。老人は感染しないよう注意してほしい」と求めた。
 県は感染症対応病床増床や、患者を受け入れるホテルの手配などを進めており、県医師会も全面的に協力する。

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