県の新型コロナウイルス感染症専門家会議(座長・藤田次郎琉大教授)が13日夜、県医師会館で開かれた。約1週間で新たに約50人の患者が県内で確認され、県は局面が変わったと判断。専門家会議を招集した。
感染状況の評価や医療提供、入院体制の方針などがテーマ。軽症者を収容し療養する宿泊施設の運営や、離島医療体制についても議論を行った。
冒頭のあいさつで保健医療部の大城玲子部長は「病床の確保に課題がある」と指摘。患者増加を踏まえ、県が早急に取り組むべき方策の提示や前回までの専門家会議が示した課題の検証を求めた。
会議は非公開。国のクラスター対策班から派遣された専門家も参加した。