肉牛セリ値下落続く 新型コロナで需要低迷 八重山家畜市場

八重山家畜市場で行われたセリ。値崩れが続いている=13日、真栄里

 八重山地方の黒毛和種子牛(生後8~10カ月)の今月のセリが13、14の両日、石垣市の八重山畜産市場で行われ、1頭当たり平均価格51.0万円(税抜き)で取引された。新型コロナウイルスの感染拡大で値崩れした3月の前回価格よりも値を落とし、下落傾向が続いている。
 市場では両日で計660頭の子牛がセリに掛けられた。平均価格は53.3万円だった3月より2.3万円下がった。
 3月は感染の広がりに伴う需要低迷で2月の価格(61.7万円)から急落し、今月も低落傾向に歯止めが掛からなかった。

 体重360㌔の子牛1頭を出した竹富町の畜産業、東里哲弥さん(62)は「この体重なら通常は60万~70万円で取引されるが、今回は50万円台にとどまった。飼料代を捻出するのも難しい」と嘆く。
 JAおきなわの畜産担当者は「需要の伸び悩みで値崩れが起きるのはある程度見通せたが、下げ幅は予想を上回っている」と話す。
 黒毛和牛種のセリは黒島家畜市場でも奇数月に実施されている。3月は前回より10万円低い52.2万円で取引された。

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