25日ぶり感染確認ゼロ 県内、入院も90人に減少 新型コロナ

 県は27日午後、新型コロナウイルスの新たな感染症患者が確認されなかったと発表した。新たな感染者がゼロになるのは2日以来、25日ぶり。また、新たに2人が入院勧告を解除され、入院患者は90人に減少した。退院した感染者総数は23人。この日発表の検査件数は29件だった。
 重症は26日と同じ10人。28日に発表予定の検査件数は72件。
 糸数公統括監は、新たな感染者の確認について「久しぶりのゼロだが、気の緩みを心配している」と強調。県の渡航・外出の自粛要請について「効果があった。(県内で)人の接触を抑えられ、感染も抑えられた」と述べた。
 26日に石垣市の相談外来が終了したことに関して「積極的に対応し、(検査の)全てで陰性だった。クラスター(感染者集団)は落ち着いているが油断はできない」と指摘した。

 27日に開かれた県の新型コロナウイルス対策本部会議では、小売業の店舗に客が集まることを避けるため、特売を止めるよう呼び掛けることや、公園などの施設閉鎖、県民への外出自粛を呼び掛けるパトロールの実施について議論された。
 休業要請を無視した店舗名の公表について糸数氏は「他の部局とも調整が必要」と述べた。
 県内で確認された患者総数は26日までに137人。県内ではほかに、米軍関係者3人と、帰国後に成田空港で判明した1人の感染が確認されている。

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