1時間降水量、史上最大126㍉ 各地で冠水や浸水被害 石垣島地方気象台

市内各地で道路が冠水するなどの被害があった=12日午前8時40分頃、石垣市真栄里

 石垣島では12日午前、梅雨前線に南から湿った空気が入った影響で一時大荒れの天気となり、石垣島地方気象台では1時間当たりの降水量最大値が126㍉と、1989年5月日の122㍉を上回り、観測史上最大値を更新した。市内では複数箇所で冠水被害と落雷による信号機の滅灯が発生。車両の水没や床下浸水の被害もあった。

 この日、同気象台では午前7時2分までの1時間で126㍉を観測。12日午前0時から午前10時までの10時間では160㍉を記録した。
 同気象台の前身、中央気象台附属石垣島測候所が創立された1896年の統計開始後、これまでは1989年5月19日の122㍉が最高値だった。
 八重山地域の日最大1時間降水量では、与那国島のアメダス所野観測所で2015年4月19日に130・5㍉、石垣島のアメダス川平観測所で2000年11月12日に127㍉を記録している
 市防災危機管理課によると、大雨による冠水は7カ所、3台の車両が水没などの被害にあった。大川地区では床下浸水も1件あったという。
 大雨を受け、メイクマン石垣店前の市道南大浜線では、八重山署と市の職員がドライバーに迂回を求めるなど、交通規制を行なった。
 石垣島地方気象台では同日午前6時15分に市で大雨警報、竹富町で午前6時46分に大雨警報を発表し、午前6時54分には市と町に洪水警報も発表。午前9時52分に大雨・洪水警報が解除され、いずれも注意報に切り替えた。

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