マスクようやく出回る 市の小売店 品薄から脱却 箱入り入荷の店も

市中に出回り始めた紙マスク=18日、メイクマン石垣店

 新型コロナウイルス感染拡大で品薄の続いていた紙マスクが石垣市の小売店にようやく出回り始めた。50枚の箱入りが入荷する店も。手に入れるのに四苦八苦していた消費者もひと息つけそうだ。

 真栄里のホームセンター「メイクマン石垣店」。専用の陳列棚に5枚入りの紙マスクが並ぶ。洗って繰り返し使える布製も。在庫が豊富で1人1セット限定の購入制限を設けていない。
 崎原保利店長の話では大型連休後にまとまって入荷した。「在庫が一定程度安定し、一時の品薄状態からは脱却した」と語る。
 真栄里のスーパー「サンエー石垣シティ」は箱入りの在庫を確保している。1週前に納品された。1枚当たり60円前後と価格も落ち着いてきた。次の入荷予定も控えている。
 他のスーパーやドラッグストアをのぞいても一部の店を除き、比較的安定して出回っている。いつどの店に行っても陳列棚が空だった3~4月の非常時が嘘のようだ。
 主な輸入元の中国を中心に供給量が増える一方、感染の広がりが鈍って需要量が落ち、需給均衡の崩れが軽減され始めたのが理由と見られる。
 大川の主婦(39)は「在庫ゼロか入荷しても即完売が続き困っていたが、並ばずに買えるようにななってほっとしている」と話す。
 アルコール消毒液は品薄が続く。「次亜塩素酸水など代用の除菌液は入荷するが、消毒液は依然入りにくい」(メイクマン石垣店)という。ウエットティッシュも在庫不足が解消されず、感染防止関連品の完全回復はまだ先のようだ。

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