休校明けの小中学生を励まそうと石垣市の美崎牛本店(美崎信二代表取締役社長)=大川=は22日午前、石垣市学校給食センター(成底広敏所長)と単独調理校へ美崎牛300㌔を贈呈した。美崎社長は「休校期間中、自粛をきちんと理解して取り組んだおかげもあり10代の感染者がゼロだった。励ましの意味も込めて美崎牛を食べて元気になってほしい」と話した。
贈呈された美崎牛は市内小中学校26校に美崎牛カレーとして給食に登場する。
給食センター管内は25日。北部などの単独調理校は25、26日のいずれかでメニューに加わる。
石垣安志教育長は「学校が始まって2週間、この時期においしいお肉を提供いただき、長期休校中のストレスの癒しや今後の活力となり、子ども達には楽しい学校生活を過ごしてほしい」と期待した。
中山義隆市長は「市内の子ども達に地元のおいしい牛肉を味わってもらい、食育にもつなげ、地産地消の推進にもつなげていきたい」と決意。美崎社長は「今の時期だからこそ、地産地消についておのおのが考え、一次産業を始め、地産地消の動きが広がっていけば」と期待した。