八重山郡スポーツ協会(長浜信夫会長)は30日午前、石垣市中央運動公園陸上競技場で新型コロナウィルス感染症により開催が危ぶまれていた2020年度・第40回八重山郡民体育大会(同協会主催)を7月から各競技を順次開催すると発表した。
新型コロナウィルス感染症に係る沖縄県主催のイベント等実施のガイドラインに沿い、各競技連盟(協会)と競技の上開催する。
開催を予定する団体はハンドボール連盟、バドミントン連盟、ソフトボール協会、バレーボール協会、野球連盟、ソフトテニス連盟、テニス連盟、ボウリング連盟、柔道連盟、陸上競技協会、ゲートボール協会、空手道連盟の計12団体。
一方で感染拡大防止などを理由に中止を表明しているのは弓道愛好会、剣道連盟、グラウンド・ゴルフ協会、トライアスロン協会の4団体。
サッカー協会、自転車競技連盟、ゴルフ協会、相撲連盟、バスケットボール協会、卓球連盟の6団体は6月中を目途に開催について協議する。
既に開催を表明している競技については各連盟(協会)宛に申し込みを開始しており、11月には、第72回沖縄県民体育大会(国頭地区)への八重山郡選手団出場に向け、準備を進めていく。
今後の感染症の状況次第では大会を中止する場合もあるという。
長浜会長は「地域社会が閉塞感に包まれ、今こそスポーツの魅力と力で元気に明るく気持ちを盛り上げ、笑顔と活気を取り戻したい」と意気込んだ。
また、小中高生の大会中止が相次ぎ、関係者から同大会への小中高生の出場を期待視する声が出ている点について、長浜会長は「組み入れることも考えている。子どもたちの活躍する場が作れるならやりたい」と前向きな姿勢を示した。