JAおきなわ八重山地区水稲生産部会(黒島良雄部会長)が4日、石垣市に新米の石垣島産ひとめぼれ30㌔を贈呈した。市内の生活困窮世帯のために活用される。石垣島産ひとめぼれは5日から販売を開始する。
同部会によると、1期米(玄米)は石垣で650㌧、竹富で170㌧、管内計820㌧を見込んでいるという。沖縄本島では15日前後に出荷する予定。
この日、黒島部会長らが市役所に中山義隆市長を訪れ、ひとめぼれ3㌔袋を10個手渡した。
黒島部会長は「日本一の早い新米を早く届け、コロナに負けない体力作りを」と呼び掛けた。
中山市長は「市民も楽しみにしている。コロナで厳しいところなどに届け、安心して生活できるような支援に使っていきたい」と感謝した。