尖閣の字名変更を提案 新栄町こども園新築へ 6月市議会開会

尖閣諸島の字名変更の議案を市議会に提案する中山市長=9日午前

 石垣市議会(平良秀之議長)6月定例会が9日開会し、市当局は、尖閣諸島の字名を「登野城」から「登野城尖閣」に変更する議案など23議案を上程した。一般質問は16日から4日間。会期は22日までの14日間。

 尖閣諸島の字名は現在「登野城2390~2394」番地だが、石垣島の市街地にある「登野城」と混同されることによる事務的ミスを防ぐため、字名に「尖閣」を明記し、10月1日から「登野城尖閣」に改める。
 一般会計補正予算は6億6523万円で、主な内容は、大庭学園が運営する新栄町こども園の新築補助に約2億8000万円、国による児童手当の1万円上乗せに約8600万円、平真小学校スロープ設置工事に約2260万円、国連の持続可能な開発目標SDGsのモデル構築事業採択を見込んだ業務委託に2000万円などとなっている。
 上程された議案はほかに、新型コロナの影響で収入が下がった市民の国保税や介護保険料を減免するための条例改正、伊野田南地区畑地造成、一般廃棄物最終処分場リサイクル推進施設整備の工事請負契約などとなっている。
 8日に市議会に提出された、石垣港離島ターミナル内事業所の賃貸・駐車場料金免除を求める請願も議案として取り扱うことを決めた。
 各議案は常任委員会に付託されたあと、22日の最終本会議で採決される。尖閣諸島の字名変更に対しては、中国や台湾との外交関係を危惧する野党が反対に回る可能性が高い。
 固定資産評価委員会委員に大得英信氏を選任する人事案件に同意した。
 一般質問は新型コロナウイルス感染防止のため、各会派内で質問内容の重複を避け、時間短縮化を図る方向性を確認している。与党会派は質問者数も絞り込む方針。

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