県高校野球連盟(県高野連、岩﨑勝久会長)は、7月4日開幕の「県高校野球夏季大会」について、無観客で実施する方針から転換し3年生の保護者のみ入場を許可する方向で調整を進めている。
大会を巡っては、新型コロナウイルスの影響で中止となった第102回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)に代わる県独自の大会として実施が決定。
日本高野連が全国各地の代替大会で「原則無観客」を呼びかける中、県内60校の野球部父母会有志は観戦を求める署名活動を展開し8日には、県高野連に請願書を提出した。
県高野連は9日に開催した理事会で、保護者の入場などを協議した。今後、具体的な観戦方法や人数制限など他県の高野連の対応も参考にしながら調整する。
大会は6月23日に抽選会を行い、7月4日開幕、決勝戦は8月2日を予定する。沖縄セルラースタジアム那覇など県内4会場での熱戦が期待されている。