県選挙管理委員会(当山尚幸委員長)は11日午前、県庁で県議選の当選証書付与式を開き、当山委員長が48人に当選証書を手渡した。石垣市区からは次呂久成崇氏と大浜一郎氏が出席し、2期目へ決意を新たにした。
大浜氏は「新型コロナウイルスで地域経済は疲弊している。3次補正予算もあるが足りない」と指摘。「交流人口が増えないと八重山の経済は回らない」と述べ、観光振興に力を入れる考えを示した。
次呂久氏は「地域や島々に足を運び、その声を県政に届けていく」と強調。「新型コロナウイルスで生活が苦しい家庭もある。対応できるよう取り組む」と述べ、子どもたちの学習環境の整備などに意欲を示した。
当山委員長は「県民の平和と安寧、経済と福祉の向上に職責を全うしていただくよう期待する」と述べた。