字名変更「石垣が決定」 知事、中国との対話も期待

定例会見を行った玉城知事=12日午前、県庁

 玉城デニー知事は12日午前の定例会見で、石垣市が尖閣諸島の字名を変更する方針を示していることについて「市町村の区域内における字名の変更は市町村の自治事務なので、石垣市において決定されるものだ」と述べた。

 中国との緊張を高めるとの指摘には「尖閣諸島は我が国固有の領土であるとの認識を持ちつつ、これまで築いた友好関係を生かして文化、経済などさまざまなチャンネルを作って対話しながら沖縄ならではの交流を推進する。そのような形で平和に貢献できれば」と期待した。
 石垣市は9日に開会した市議会6月定例会に、尖閣諸島の字名を「登野城」から「登野城尖閣」に変更する議案を上程。11日の総務財政委員会で審議され、委員長判断で可決した。議案は22日に最終本会議で採決され、与党の賛成多数で可決する見通し。

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