慰霊の日を前に、石垣市職員同期会が13日午前、恒例の八重守之塔と周辺の清掃ボランティアを実施した。県遺族連合会八重山支部は新型コロナの影響で参加を見送った。
今年は2016年度から20年度までの市採用職員約70人とその子どもらが参加。遺族らが定期的に行なっている草刈りにも新型コロナの影響が出たのか、例年になく草が勢いよく成長していた。
市内は天候に恵まれ、開始した午前10時時点で30度を超す真夏日。参加者らは汗を拭いながら、草刈り機や鎌を手に生い茂った草を丁寧に集めた。
今年の代表者である市企画部企画政策課の遠藤孝典行政改革推進係長は「参加して5年目だが、こんな草の量は初めて見た。きれいにして慰霊の日の式典を迎えられるようにしたい」と話した。