JAおきなわ八重山地区営農振興センター(砂川昌信センター長)は15日午後、JA八重山地区ライスセンターで初荷式を開き、超早場米の八重山産「ひとめぼれ」玄米を沖縄本島へ向け約71㌧を出荷した。
今期は1等比率が高く、品質は良好。5月23日から収獲が始まり、10日までに石垣産が136・5㌧、西表産16・4㌧が一等米と認定された。
15日から約3週間で石垣産325㌧、西表産150㌧の計475㌧を沖縄本島への出荷を予定している。
沖縄本島に出荷された玄米は那覇のセンターを経由し19日から店頭で販売を開始する。
この日の初荷式では、輸送車を酒と塩で清めたのち、乾杯と万歳三唱で今期初出荷を祝った。
砂川センター長は「今年は豊作で一等米比率が多い。県民の皆さんには日本一早い新米を味わってほしい」と呼び掛けた。
生産者を代表してJAおきなわ八重山地区水稲生産部会の翁長孝夫副部会長、輸送業者を代表して八重山港運株式会社入嵩島充久常務があいさつした。
初荷式後は、JAファーマーズマーケットやえやま・ゆらてぃく市場で5~7日の3日間行われた新米販売キャンペーンの応募抽選会も行われ、一等には炊飯器、二等には新米5㌔、三等には新米3㌔の当選者が決まった。当選者には順次連絡し、ゆらてぃく市場で引き換えを行う。