旬を迎えた石垣島産パイン・マンゴーのゆうパック出荷式が24日、八重山郵便局(西里博務局長)の駐車場で開かれ、関係者が「日本一おいしい石垣島の特産品を全国に」とPRした。生産者によると、新型コロナウイルスの感染拡大にもかかわらず、順調に注文が入っており、同局は、今年の出荷量を前年実績(5万1000個)並みの5万2000個と見込んでいる。
西里局長は「『夏の味覚パイン、マンゴーを全国に送ろう』をキャッチフレーズに、ゆうパック拡大に取り組みたい。生産農家が丹精を込めたパイン、マンゴーを夏の贈り物に選んでほしい」とあいさつ。
生産農家代表で、ゆうパックの会の上間昇会長は「新型コロナが頭から離れないが、出荷は順調にいきそうだ。親せきなどにおいしいパイン、マンゴーを届けてほしい」と期待した。中山義隆市長は「パイン、マンゴーは石垣島の夏の風物詩」と述べた。
参加者がパイン、マンゴーが入った箱をリレーして輸送車に運び込み、輸送車は拍手に送られて郵便局を出発した。今年は新型コロナウイルスの影響で、例年よりセレモニーの規模を縮小した。
今期はパイン、マンゴーとも豊作で、同局は出荷のピークを7月ごろと見込む。出荷計画数はパイン4万個、マンゴー1万2000個。