8月11日告示、16日投票、翌日開票の竹富町長選に立候補する現職の西大舛髙旬氏(72)の後援会事務所開きが27日、石垣市の美崎町で行われた。必勝祈願の後、大久英助後援会長や西銘恒三郎衆院議員などがマイクを握り、西大舛氏の実績と決断力、実行力、突破力を強調。西大舛は町内各離島から集まった70人以上の支持者を前に「長い長い選挙戦。皆さんの思いに感謝しながら、突っ走っていく」と訴えた。
西大舛氏は「相手が見えない選挙戦だが、選挙は必ずある。故郷を大事にする、感謝することが真の政治」と強調。
新型コロナへの対応について「(特別定額給付金支給時期は)県内1位、全国で3位。決めなければ前に動かなかった結果。感謝の気持ちをいち早く届けた」と語気を強めた。
新庁舎整備について「山を動かした。次は海を渡る」と述べ、世界自然遺産登録について「目標を必ず勝ち取り、西表島の自然豊かさを全国に発信したい」と訴えた。
大久会長は「決める政治、有言即実行をモットーにやってきた」と、これまでの実績を評価。「この良い動きを止めてはいけない。一人ひとりが実績を町民に浸透させ、支持者を多く得る」と呼び掛けた。
大浜一郎県議、新田長男竹富町議会議長、前西原武三与那国町議会議長、出馬要請を出した町議有志代表の那根操氏、同期生の與那國光子さんが一致団結と必勝を呼び掛けた。
最後は全員でガンバロー三唱し、気勢を上げた。