自律・自立で未来拓く 海洋教育へ意気込み 竹富町学力向上推進委

総会に参加した各地区公民館長や各校校長・PTA会長ら=6月30日午後、石垣市立図書館2階視聴覚室

 2020年度竹富町学力向上推進委員会(会長・仲田森和教育長)の総会が6月30日午後、石垣市立図書館で開かれた。各地区公民館長や各校校長・PTA会長など約25人が参加。「幼児児童生徒一人一人の可能性を伸ばし、自律と自立により未来を切り拓く資質・能力を育む」を推進目標とする学力向上推進計画「ぱいぬ島っ子プラン2020年度版」と、国内自治体初となる「竹富町海洋基本計画」に基づく海洋教育について説明を受けた。

 同プランは、県が今年度策定した「学力向上推進5か年プラン・プロジェクトⅡ~学びの質を高める授業改善・学校改善~」を受けて策定。
 学校・家庭・地域・関係機関の連携体制を進め、これまでの取り組みを効果的に展開し、「社会の変化に主体的に対応し、自他のよさや可能性を認め、協働しながら自己実現を図る」幼児児童生徒像を目指す。
 重点項目として①学びの質を高める授業改善・学校改善の推進②幼小中連携・一貫教育の推進と教育課程の体系化③地域資源の活用・社会教育の充実―の3点を置いた。
 総会では船浦中学校の仲田欣五校長が実践発表をし、体験ダイビングや3大行事の1つ「テドウ登山」などを海洋教育と関連付けて実践したことを報告。ビーチクリーンや西表島の海などについて学ぶ「海洋教育」年間カリキュラムを紹介し、授業科目に「海洋科(仮)」を設けることに触れ、「教科化には35時間必要。副読本の活用の充実や各島での学びを入れたりして充実させたい。来年に向けての課題」と意気込んだ。
 参加者からは学年に1人しかいないなど、対話的な学びの困難さから、交流学習での移動費などへの経済的補助や、伝統行事に同日同時間に開催される各島伝統行事への参加が物理的に困難だと指摘する声も出された。

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