夏の全国高等学校野球選手権沖縄大会に代わる独自の県大会公式戦「2020県高校野球夏季大会」(主催・県野球連盟)が4日、沖縄本島で開幕した。八重山農林はコザしんきんスタジアムで具志川とで対戦し、4―0で初戦突破した。2回戦では強豪校の興南と対戦する。
八重農は初回に4番上田の2点適時打や5番岡本の適時打で3点を先制した。裏の守りではピッチャー親里が立ち上がりの制球に苦しみ、先頭打者に安打されたが、送りバントでランナー二塁の場面で、三盗を狙ったランナーをキャッチャー岡本が捕殺。2回にも盗塁を阻止した。
5回の攻撃では3番親里、4番上田が安打で出塁し、二、三塁にランナーを置いて6番久貝が犠牲フライで1点を追加した。
9回は東盛がリリーフし、無失点に抑えた。
試合結果は次の通り。
八重農
300010000|4
000000000|0
具志川
(八)親里、東盛―岡本
(具)津波古―前上門
▽三塁打=上田(八)、与古田(具)
▽二塁打=親里(八)