石垣市立学校給食センターは12日、5月と今月に市内小中学校の各1校の給食で金属片など異物が混入していたと発表した。いずれも食べる前に児童生徒が発見しており、健康被害はないという。
小学校では5月28日、オキコ㈱石垣事業所(金城武広所長)が製造している「あみパン」に約6㍉のアルミ金属片1個が付着。中学校では今月10日、㈱なかみち(宮良里伺代表)が製造している「米飯」に約3㍉の溶接片2個が混入していた。
両校は給食終了間際、あるいは終了後に同センターに連絡。食事は中止されず、他校からの異物混入の報告はなかった。
この日、市教育委員会で会見が開かれ、金城所長と宮良代表が謝罪し、再発防止と衛星管理の徹底に努める旨を発表した。
同センターの成底広敏所長は「再発防止と衛生管理に万全を期すよう強く申し入れている。今後はこのようなことがないよう、安心安全な食の提供ができるよう努める」と謝罪した。
両社は県給食会からの委託を受け給食を提供している。