県産マンゴ―が収穫の最盛期を迎え、JAおきなわファーマーズマーケットやえやま・ゆらてぃく市場には連日、大量のマンゴーが搬入され、買い求める人々でにぎわっている。
きょう15日は、マンゴーの生産・販売を促進しようと、県が2000(平成12)年に定めたマンゴーの日。
ゆらてぃく市場では毎年この日、試食会などのイベントを行っているが、「今年は新型コロナウイルスの影響で中止。マンゴー生産部会が用意した訳ありマンゴー1500円を1000円で販売するタイムセールを予定している」と仲本安男店長。
このほか、同市場ではパインやマンゴーの発送料金を100円値引きする全国発送フェアを7月11日から14日まで開催。次回は17~19日と23~26日に計画している。
JAおきなわ八重山地区営農センター営農指導員のマンゴー担当者によると、「今年のマンゴーは大豊作。開花期に天候に恵まれ、開花率が圧倒的に高かったことや収穫期に台風襲来がないことも大きい」と話した。
同市場には30~40人の生産農家がマンゴーを搬入しており、14日も多くの人々が入れ替わり立ち代わり訪れ、マンゴーを手に取って、品定していた。(南風原英和)